構想から2年近く、ようやく自称まほろばプロジェクト(奈良の画集出版)が完了しました。
奈良に住んでその魅力を感じ、なんとかこの感動を多くの方と共感したいとの思いから画集の出版を考えました。
90点ほどの水彩画が揃った時期から、画集を出版している出版社10社以上に企画書を送りましたが、残念ながら企画採用には至りませんでした。大手出版社からは「絵は良いが一地域を扱ったものは過去の実績から採算が取れないため今回は採用できません。」と連絡がありました。
企画出版は無理だと知った瞬間から、自費出版の検討を始めました。もちろん資金さえあればいつでも出版できるのでしょうが残念ながら先立つものがないため何時、何冊出版するのがいいのか、どうやって出版すると安くできるのかなど絵を描きながらインターネットで調べる毎日・・・・
ようやく出版に必要な水彩画が揃って全ての準備が整い、企業とのデータの受け渡し等を行い後は出版物が届くのを待つばかりとなりました。
画面上での編集作業のため、自分では納得のできる内容ではあったが、印刷物とモニターではかなり差が出ると聞いていたため不安でした。
荷物発送完了とのメールを見た時にいよいよかと遠足前の小学生のような浮足立つ気分でいました。
出版物は原画を忠実には再現できないと理解していたもののほんの少し残念でした。
山のように届いた画集に戸惑いながらも、奈良の魅力は十分に伝わると思っています。
早速、国会図書館に献本の手続き。安くあげるために何でも自分でやらなきゃいけないのです。おかげで今回の自費出版で様々な勉強をさせてもらいました。
さて、これからが最大の課題!
山のような在庫をどうするか・・・・・
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珍しく早起きした。(年のせいではないと思うのだが・・・・)
天気もよさそうなので早朝の散歩を楽しんだ。
6時に家を出て、興福寺の五重塔前から春日大社の一の鳥居へ向かう。
この時間はさすがにほとんど人がいないので好きな場所で写真を撮れる。
本日の目的である春日大社の藤の状況を確認できた。
まだ5分咲きという感じかな。
砂ずりの藤(花房が1m以上にも延び、 砂にすれるということからこの呼名があります。)を去年は散りかけの時期にしか見ることができなかったのでことしは見逃さないように様子を見に来たのだ。
若草山を見ながら二月堂へ向かう。
手向山八幡宮を巡って二月堂へ。
二月堂からの景色は晴天のため絶景!
観光客のいない大仏殿は久しぶりで気持ちがよかった。
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今回は長谷寺登廊の作成過程をアップします。
長谷寺に初めて訪れた際にこの登廊が印象に残ったので登廊を中心に下絵を描く。
最初に瓦に色を置き、手前の柱まで描く。
遠くの山並みはやや薄い色で、次いで建物の細部を描く。
手前の緑を描き込む。
(下に見えている黒い色は紙をボードに張り付けている紙テープです。)
最後に中景の木々の色を置いて完成。
長谷寺に初めて訪れた際に、ゆっくりとこの登廊を上がりながら下から見上げた時の威容を再現してみたいと描いた作品でした。
登廊の近景と木々の中景と山並みの遠景があって風景画としては最も描きやすい構図になっています。
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長い間お付き合いいただきありがとうございました。
奈良の四季の人気投票結果がでました。
1位:近鉄奈良駅前行基広場
2位:雪の唐招提寺
3位:秋の法起寺
4位:石上神宮
以上の結果でした。
いよいよ奈良で描いた全ての風景画で「まほろばプロジェクト」の完成間近です。
全ての作品に刻印して乾かしている状況です。
4月末までには報告できるように準備中です!
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奈良の春 投票への協力ありがとうございました。
今回は分かりにくかったせいか、最も投票数が少なく皆さんの意見をしっかり反映できているか不安です。
1位:石上神宮
2位:薬師寺の春
3位:秋篠寺
4位:花矢倉眺望
5位:談山神社
6位:喜光寺
7位:雨の矢田寺
以上の結果となりました。
今回はそれぞれの四季の1位の水彩画に対する決選投票にご協力下さい。
四季の水彩画の中から一番好きな絵の番号をコメント欄に数字で回答してください。
名前が必須になっているため名前は何でもいいので打込んでください。
1番:近鉄奈良駅前行基広場(夏)
2番:秋の法起寺(秋)
3番:雪の唐招提寺(冬)
4番:石上神宮(春)
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雨上がりに猿沢池を通って漢國神社の饅頭祭りに出掛ける。
猿沢池は人も少なく落ち着いた風景でした。
神社は小さく普段は誰もいないのだが流石に今日は、境内に入らないくらいの人出であった。
境内社の林神社は日本唯一の饅頭の神社らしい。中国渡来の林氏が境内に住んで日本初となる饅頭を作ったのが名前の由来。命日である本日、菓業界の繁栄を祈願する「饅頭まつり」が行われ、全国各地の菓子業者が神前に自家製の銘菓を献上するのだ。
ちょうど昼になったので「ごはんの間」でランチ。
基本的には自炊なのだが、土日は努めていろんなお店でランチを楽しんでいる。ごはんの間は奈良で最も好きなお店で2ヶ月に1度は食べに来ている。メニューは常に2種類しかないのだ。
その後、文化会館で実施中の第78回奈良県美術協会展を覗いてみる。なかなか面白かった。
いよいよ楽しみにしていた県立美術館で実施中の特別展「奈良礼賛~岡倉天心・フェノロサが愛した近代美術と奈良の美~」を見に行く。
岡倉天心やフェノロサらによって見出され、近代美術の原点ともなった「奈良の美」の魅力を、改めて感じることができた。
4月6日(月)~4月19日(日)の間実施されている興福寺の特別公開最終日に、2018年の完成を目指す中金堂再建現場を見学に行った。
今後、足場は撤去されるため上昇最後の機会ということで上層部の瓦葺きが終わった状況を間近に見ることができた。三階からは五重塔や東金堂を見下ろせるポイントもあり満足。
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夏の水彩画への投票協力ありがとうございました。
1位:近鉄奈良駅前行基広場
2位:大神神社
3位:東大寺夜間拝観
4位:春日大社
5位:猿沢池
以上の結果となりました。
今回は秋の水彩画の投票にご協力下さい。
奈良の秋の水彩画の中から一番好きな絵の番号をコメント欄に数字で回答してください。
名前は何でもいいので打込んでください。
1番
2番
3番
4番
5番
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どの絵が好きか投票をお願いします。
奈良の夏の水彩画の中から一番好きな絵の番号をコメント欄に数字で回答してください。
名前は何でもいいので打込んでください。
1
2
3
4
5
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興福寺に着いた時はすっかり日が暮れていたが五重塔をバックに桜を見て、急いで 仏教美術資料研究センターの桜を見て浮見堂へ。
浮見堂周辺はモクレンと桜が薄暗い中にぼんやり白い姿を見せており良い風情である。
浮見堂では韓国人が写真撮影会のようなことをやっていてちょっと残念。
やはり最後は氷室神社の枝垂れ桜!
ここだけはまだ10人程の観光客がいて夜桜を楽しんでいた。
近付いてみると既に散っている様子が見受けられ無理して出て来て良かったと実感した。
ほんの1時間半で色々な桜を見ることができた。できればもう一度見たいものだ。長雨で花が散りませんように!
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今回は、初めて水彩画のホームページの原点に返って大安寺の作成過程をアップします。
鉛筆で形をとります。
最初に竹の部分のみ色を置いていきます。竹ごとに色の違いがあるので単一の色で塗らないようにします。
本堂と竹藪の地面に色を置いていきます。
竹藪と本堂の間の木や草の色を置いていきます。
飛び石に色を置いて木漏れ日による影をつけたところで概成。
最後に全体の様子を確認して、やや色を付け加えて完成。
良く寄るお寺ではあるがしばらくは正面からしか本堂を見ていなかったが、ある時小さな竹藪があるのに気が付いた。林に入ってみると竹越に見える本堂の様子が面白いのでそこから描くことにした。
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さいたまくん (土曜日, 24 1月 2015 21:45)
奈良に行きたい!
澤村章男 (月曜日, 26 1月 2015 10:24)
山下画伯(?)
作品のアップを楽しみにしています。
マジックショーに負けるな~~~!!(笑)
吉村隆夫 (日曜日, 09 8月 2015 22:41)
山下画伯追っかけやらしてもらいますね
水野隆司 (火曜日, 07 8月 2018 08:18)
淡い色遣いにほっとします。ちなみに手向山八幡宮の現在の宮司さんは、私の同級生です。昔から飾らない、のどかな雰囲気の神社で、私は大好きです。