聖武際 作成過程その2

見てない方は 作成過程その1 からどうぞ!

金剛力士像を描き込む。

金剛力士像を更に描き背景に少し色を置いていく。

金剛力士像を更に描き込む。

背景に色を置く。

練行列を描く。

ポイントとなる傘に朱を入れる。

最も楽しい瞬間!

完成と思ったが、左下の水色の帽子がせっかくの古色蒼然とした南大門と朱の傘の対比を壊している。

うるさくない色に修正して完成!

 

金剛力士像は運慶・快慶作の見事な像である。いつも大仏殿に御参りする際にはしっかりと見てから門をくぐるのだ。聖武際に訪れた際に練行列をこの位置で見たいと思い待っていると、思った通り面白い画面構成になりそうで、早く帰って描きたいと思っていた。

いざ描こうと思うとなかなか思い切りがつかなくて、北海道転勤後に当時を懐かしみながら描くことになった。

今まで描いた奈良の絵の中でも最も力を入れ出来上がりも満足いく作品になったと思っている。

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聖武際 作成過程その1

5月2日に東大寺で行われる聖武際に出掛けた。

練行列が東大寺南大門を通る際に赤い傘が金剛力士像と重なった瞬間を描こうと思った。

年代を感じる柱に色を置く。

必要な部分にマスキングをする。

柱などに基本となる色を置く。

柱の暗い部分に色を置く。

いよいよ楽しみな金剛力士像に明るい色を置く。後半どうなるか。

 作成過程2へ! 



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長弓寺 作成過程その2

見てない方は 作成過程その1 からどうぞ!

本堂の右奥を描き込む。

本堂の壁などに少し色を置いていく。

本堂の柱などを描き込む。

本堂の右半分に色を置く。

本堂の左にも色を置く。

最も暗い部分に色を置く。

境内の木の陰を描いて完成!

 

開基(創立者)は行基と伝えられる生駒市にある美しい寺である。大きな通りから少し離れているだけであるが深山にある寺の様に静かな佇まいの中にある。階段を上ってゆくと本堂の綺麗な反りのある屋根が目に飛び込んでくる。本堂は鎌倉時代の密教仏堂の代表作で国宝である。この日は天気も良く屋根が光り輝くように感じた。

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