石上神宮
石上神宮

 

石上神宮

 

伊勢神宮と並び日本最古の神社である石上神宮は武門の頭領である物部氏の総氏神として信仰されてきた。境内はうっそうとした緑に包まれ、神さびた自然の姿を今に残している神社である。朝の清々しい空気の中を歩いていると、神社の方が熊手を持って砂利に筋目をたてている姿が木立の間を抜ける参道のむこうに見えた。遠くに見える楼門と美しい緑の中で老爺が作業している風景につくづく落ち着いた日本の良さを感じた。