談山神社
談山神社

 

談山神社

 

日本で唯一現存する木造の十三重塔が威容を誇る談山神社に出掛けた。桜と紅葉の名所であり華やかな紅葉の中に建つ十三重塔の写真が有名だが、この時期は若葉との色の対比が美しく芽吹いたばかりの木々に囲まれた塔はその存在感が一層強く感じられて良い。談山の名が示すとおり中臣鎌足と中大兄皇子が大化改新の談合を行った地であり山腹の碑を見ながら歴史の重みを感じた。山の登り口に小さな滝と祠があってその辺りがパワースポットになっているらしい。初夏を思わせるような暑い日で、山から下りて汗をかいた体に不思議とそこだけ涼しい風が吹きパワーを貰ったような気がした。